こんにちは。
ツイッターでも言いましたが、Googleのアップデートで僕のブログアクセスの主力だった多くの記事が検索圏外に飛びました(笑)
それまではアクセス数を気にして「検索キーワード」や「検索ボリューム」を気にして記事を書いていた時もありました。
しかし開き直って今ではそんなもの気にせず自分の書きたいことを書けるので、
逆に良かったとも思います。
今回はポリクリのお話です。
ポリクリが始まって4ヶ月が立ちました。
ちなみに1ヶ月目にはこんな記事書いてます。
ここでこれまでのポリクリ生活を振り返ってみようと思います。
・編入生にとってのポリクリはどのようなものなのか。
・先生や看護師さんからの扱いに一般生との違いはあるのか。
これらの点について正直に語っていこうと思います。
ポリクリの感想は・・「楽しい!」
初めにポリクリ4ヶ月目の感想を言いましょう。
それは「楽しい」です!
前に書いた記事では辛いと言っていますし、実際辛い時は辛いですが、
今まで座学ばかりだったので、やはり実際の医療の現場に触れるというのは楽しく刺激的です。
例えば大動脈解離の患者さんが救急外来に運ばれてきたり、
全生活史健忘の患者さんに問診したり、
絶対に座学では経験できないことを経験できました。
また夢である医師に一歩近づけたと感じ、日々刺激的に過ごしています。
編入生にとってのポリクリとは
編入生にとってのポリクリは、他の一般生にとってのポリクリと少し違ったポイントがあるように感じました。
僕が感じたことはこの2つのポイントです。
自分の専門分野と医療をどう組み合わせるかのヒントが得られる
ポリクリで親しくなった先生や、歓迎会を開いてくれた先生と話す際に、
編入生であることを言うと「前は何をやってたの?」と聞かれることが多いです。
その時に自分の経歴を話すと、「医学から見たその分野についての意見、印象」が聞けることがあります。
今まで自分の視点しかなかったものが、医学からの視点を得られるので、
今後、自分の経歴を医学にどう活かすかのヒントになることが何度かありました。
※「何で編入したの?」と面接パターンになることがほとんどですが(笑)
ただ、自分の専門分野を話すとその後のポリクリでプレッシャーになることもあります。(笑)
例えばある疾患を持つ患者さんに対して薬剤の選択を聞かれて、
一般生であれば「わかんないです・・・(笑)」で済む場面でも、
薬剤師の編入生であれば細かい適応まで答えられないと、怒られることはそうそうないもののすごく恥ずかしいです。
指導しくれる先生が年下な場合がある
指導的な立場にある医師は年齢が上であることが多いですが、
実際に現場で接することの多い後期研修医などは年齢が下であることも多々あります。
そうした時に「こちらは学生だけど年上」、「あちらは後期研修医だけど年下」という状況になります。
このような場合にも教えて頂く立場としての態度を取れることはとても重要だと思います。
この状況は医師である限りずっと続くきますし、実際に医師としての実力・年数が下なので謙虚な態度は必要ですからね。
自分が初期研修医になるとこうした経験はもっともっと増えていくと思うので、
その練習だと思って日々過ごしています。
(実際には忙しすぎてそんなこと気にもならないと思いますが)
先生からの扱いはどう?一般生との差別は?
これに関してはほとんど無いと言っていいと思います。
先生方も編入生で年を食ってるからと言って冷たく接するようなことは、少なくとも僕は経験していません。(ちなみに僕は現在30代前半です。)
「この科に興味があります。」と言ったら熱心に教えてくれますし、入局の勧誘もしてくれます。
ただ、40代や50代の編入生の立場は経験したことがないので、実際のところはわかりません。
これは僕の以前のツイートですが、少しだけこのようにチクリと言われたことがあります。(冷たくされたり、パワハラ等ではないです)
ポリクリで担当の先生に「編入生は大学を2つも出て贅沢だ」と言われた。
— ARATA (@aratalog) 2019年3月4日
本当にその通りだと思うので、思いっきり贅沢して、疑問点はすぐ質問して、知識と技術を吸収できるだけ吸収しちゃいましょう。
大学2つも行くなんて贅沢したらもう怖いもの無いです。
このように全ての先生が編入生に対していい感情を持っているわけではなく、
露骨に態度に示さないものの、
「前の仕事がだめだから医学部きたんでしょ?」
「年とってる編入生より若い一般生の方が期待できる。」
と心の中では考えている先生方もおそらくいます。
これは僕たち編入生が行動と結果で見せていくしかないと考えています。
また今後自分が指導する立場になった場合は、「一般生・編入生・コメディカル・年上年下関係なく、丁寧に接しよう」と思います。
まとめ
・ポリクリは辛いけどやっぱり現場は楽しい。
・自分の専門分野と医学を考え直すヒントがあるかも。
・編入生を入学させて良かったと思えるような学生を目指そう。