こんにちは。
医学部に入るには「再受験」と「学士編入」という大きく2つの道があります。
今回は社会人で「医学部学士編入試験で医学部に入りたい」という方に向けて
医学部学士編入試験を決めたらやるべきことまとめてみました。
各項目について個別の記事でまとめていきます。
合格までの全体のロードマップに使ってください。
うまくいけば一年後には医学生です。
また、追加していきたい記事がたくさんあるので内容は随時更新・追加していく予定です。
ぜひブックマークしてたまにのぞいてください!
まずは情報収集をしよう
情報収集は何より大事です。
ここに力を入れないと努力しているつもりが目標に全く近づいていないとうい事態になります。
しっかり情報収集してやるべきことに集中できる環境にしましょう。
学士編入か再受験かを考える
こちらの記事参考にされてください。vol1-vol3まであります。
- 医学部編入と再受験、どちらがいいのか真剣に考えてみた。vol.1 - aratalog
- 【医学部編入と再受験】受験情報の得やすさ・受験できる大学数・経済面編。vol.2【どちらがいいのか真剣に考えてみた】 - aratalog
- 【医学部編入と再受験】再受験・編入それぞれの合格者へのアンケート編。vol.3【どちらがいいのか真剣に考えてみた】 - aratalog
これらの記事に詳しく書いていますが、私はどちらかと言えば編入試験を押しています。
しかし 学士編入か再受験かで悩む方が多いと思います。
色々情報収集して最終的に勝算が高い方にすると良いと思いますが、学士編入と再受験では、試験内容に相互性がほぼないのでどちらかに絞ることをおすすめします。
社会人をしながら両方の勉強こなせる方はここのブログの情報は必要ないです。
受験を決意し、退職を決めた時のことについてまとめました。
⇒【医学部学士編入】僕が受験を決意した時・仕事を辞めた時の話。 - aratalog
KALS・webから情報収集
学士編入に決めた方はまずKALSの説明会いきましょう。
KALSとは河合塾グループの予備校で医学部編入や大学院入試を専門にしています。ここには医学部学士編入の過去問、面接内容などあらゆる情報があります。
KALSの説明会は全国で定期的に行われています。
説明会に行くと編入試験の受験者の雰囲気をつかめたり、講師の先生や合格者のチューターと相談することができます。
併行して、医学部学士編入関連のブログをググりまくりましょう。
過去の受験者の合格までの体験を学ぶことで、勉強法、面接について、その他有用な情報が多くあります。
⇒トップページ - 2ch医学部学士編入スレまとめサイト@ ウィキ - アットウィキ
合格している受験生の特徴を知る
合格者の特徴をまとめました。
ここ記事を読めば「自分も編入試験に合格できる!」と自信を持って前向きに勉強できると思います。モチベーションアップにもどうぞ。
⇒【医学部編入】合格者の年齢、性別、職業(文系・理系)を分析してみた。【編入最強職業は何か】 - aratalog
また合格枠の中に地域枠というものを設けている大学もあり、
条件に該当する場合は受験にかなり有利に働きます。
僕は「使える方はどんどん使っていくのが良い」という意見ですが、注意点もあります。
こちらの記事に地域枠についてまとめました。
⇒【入局は必須?】地域枠を志望する医学部編入受験生が知っておくべきこと【入局とは何か】 - aratalog
学士編入の経済事情を知る
ここは試験対策と並ぶくらいすごく重要だと思っています。
まだご両親・援助者が健在の方は問題ないですが、医学部入学後はかなりお金かかります。
受験費用については
⇒医学部編入と再受験、どちらがいいのか真剣に考えてみた。vol.2 - aratalog
で解説していますが、入学後について2年前期編入の場合で軽く計算してみると、
入学金30万円+学費年55万円×5年+生活費15万/月×12か月×5年+教科書類5万/年×5年=1230万円
国立でさえこの位の金額がかかります。
もちろん、奨学金、特に医学生には自治体からの高額な奨学金も用意されていますが、研修先等の制限の問題もあるので、お金はあるに越したことはありません。
働きながら受験することをおすすめしますし、それでも十分に合格できます。
ただし激務で勉強できないという方は受験に本気ならば勤務先を検討してください。
また 卒業まで見越した費用も計算してみたのでご参照ください。
⇒学士編入試験から医学部卒業までに必要なお金 - aratalog
医学部編入試験の勉強方法
筆記試験を通過するためのハードルはそこまで高くありません。
しかし、ある程度まとまった時間を対策にあてる必要はあります。
効率よく勉強し、合格ラインに到達しましょう。
僕が使った教材はこちらの記事にまとめました。(正直、使っている教材はほとんどの受験生で同じなので使い方の方が重要です。)
⇒【医学部編入対策】僕が使った教材・参考書・教科書を紹介します。 - aratalog
僕のおすすめの勉強法・試験突破を目的とする勉強法についての記事はこちらです。
⇒勉強方法 カテゴリーの記事一覧 - aratalog
過去問を入手する
問題形式や傾向をつかむために過去問は最低1年分、できれば3年分はチェックしましょう。
大学のホームページから手に入ることもあれば、「過去問は公開していない」と公表している大学もあります。
自分の受験する大学に合わせて、KALSの利用も視野に入れて情報収集しましょう。
⇒医学部学士編入試験の過去問入手法まとめ。 - aratalog
生命科学
医学部学士編入の山、生命科学です。
各大学によって範囲もまちまちで、また出題難易度も大きく違います。
ただ、難しい問題はみんなできないので、頻出問題を確実に得点することが重要です。
そのためにKALSの講座を受講することはかなり効率的です。
独学でも不可能ではないですが、「過去問の分析」、「参考書の選定」、「勉強範囲の選定」など負担が大きいのでここは予備校に頼っていい部分だと思います。
英語
英語が試験科目となっている大学も多いです。
英語の対策で最も重要なのが「単語」です。
編入試験では文法問題はほぼ出題されないので、徹底的に単語を対策し長文の大意さえ掴めてしまえば得点できる問題が多いです。
とにかく単語やりましょう。
また後述しますが、近年の編入試験はTOEIC、TOEFLで点数を取っておくとかなり有利な状況になってきています。
近年は出願資格にTOEIC・TOEFLを課す大学も
また最近では、TOEIC、TOEFLを出願資格とする大学も増えてきています。
近年の傾向として、「TOEICで高得点を取れるとかなり有利に受験を進められる」(文系の方は理系との差のつけ所、逆に理系の方はできないと英語に足を引っ張られる)と感じているので対策をチェックしてみてください。
※文系の方のための合格戦略を書きました。
⇒【医学部編入】文系の勉強法・合格戦略【文系合格者を分析してみた】 - aratalog
僕の編入試験体験記の全てをnoteにしました。
僕が働きながら受験に挑んだ内容・勉強方法をnoteにまとめました。
ぜひ参考にしてください。
⇒https://note.mu/aratalog/n/ne6552a6b6fb3
また僕が今までに経験してきた勉強法の全てをnoteにしました。
全ての試験(医学部編入、定期試験、資格試験など)に応用できる普遍的な方法です。
さらに、編入試験の生命科学を例に、より実践的、具体的に行動レベルまで落とし込んだ勉強法も紹介しています。(明日から実践できるレベルまで落とし込んでいます)
⇒https://note.mu/aratalog/n/nfcb87f432fdc
編入試験に向けたnoteをまとめたマガジンを作りました。
・試験対策、勉強方法・指針
・志望動機書対策
・面接対策
全てを網羅しています。
普通に買うより18%お得なのでおすすめです。
その他試験準備
試験以外でも対策が多く必要です。
その中でもメインとなるのが以下の「志望動機書」、「推薦書」、「面接対策」です。
時間をかけすぎれば勉強時間が削られ、かといっておざなりにもできない
なかなかやっかいなものです。
志望動機書は面接にもつながるので重要
自身が医学部を志望した理由・経歴等をまとめたものを願書とともに提出します。
特に志望理由や、自身の経歴をどのように生かすかといった部分に重点がおかれます。ここの内容に不備があると、面接で突っ込まれることになります。
また大学が求める人材とあまりにかけ離れたことを書くと当然良い印象はもたれません。
少ない準備期間の中で及第点を取る必要があります。
筆記試験の努力を無駄にしないためにしっかり仕上げましょう。
志望動機書について再現性を重視して書き方をまとめました。
また添削サービスも開始する予定です。
※2018年12月9日追記 添削サービス開始しました。
⇒医学部学士編入志望動機書添削サービス - aratalog
志望動機書の書き方を体系化し、誰でも一定水準の志望動機書が書けるようにnoteを書きました。ぜひ参考にしてください。
⇒https://note.mu/aratalog/n/n376222c7e7ab
こちらの記事もご参照ください。
⇒【医学部学士編入】志望動機書・面接での志望科は大切か・言うべきか。【卒後に影響することはある!?】 - aratalog
推薦書は入手できると受験可能校が拡がる
前大学や前職場の指導者・上司の推薦書を求める大学もあります。
正直受験について言いにくし、面倒くさいですよね。。
しかし、「推薦書が必要ということは敬遠する人も多く逆に言えば穴場」です。
ぜひチャンスと思って用意してください。
推薦書の内容等については、今後記事にしていきますが、そこまで重要とは思いません。
推薦書がもらえる人間関係が構築できるという、ある種の人間性の担保が目的と思われるのでとにかくゲットすることが大事です。
医学部学士編入試験の推薦書の書き方・もらい方・注意点 - aratalog
面接が合格への最後の関門
筆記試験通過後の最後の難関です。
個人面接・集団面接・プレゼンなど大学によって様々な方式がとられます。
しかし、就活を経験した方ならそこまで恐れることはありません。
しっかり想定問答を作り、自身の考えを述べれば大丈夫です。
こちらも僕が行った面接対策や、面接試験を体験して感じた合格のポイントをnoteにしました。
⇒https://note.mu/aratalog/n/n5582b796ebe8
募集要項は絶対2部用意!
募集要項は請求が開始されたらすぐに手に入れましょう。
願書は書き間違う可能性があるので、最低でも2部は取り寄せましょう。
僕も願書を書き間違えて、予備のものを使用した経験があるので、必ず最低2部は取り寄せてください。
卒業証明書・成績証明書は早めに用意
これらも、早めに確保しましょう。
大学が近いならばまだいいですが、郵送となると急いでも1週間はかかります。
多目に確保しても腐るのもではないので、受験する大学が増えても大丈夫なように必要予定量の1.5倍は用意します。
移動手段・宿泊施設確保は意外と難しい場合もある
絶対に後回しにしないでください。受験会場にたどり着けなければ受験できません。
⇒受験日程が決まったら速攻で航空券と宿を予約するべき理由。 - aratalog
以上です。
まだまだ内容は追加していく予定ですのでブックマーク、読者登録よろしくお願いします。