こんにちは。
今回は全ての人が情報発信すべき理由と、全ての人の情報発信に価値がある理由について説明します。
僕自身、情報発信をしていてこのブログは月2万PVほどありそれなりの人に読んでいただいています。
この記事は
・情報発信したいけど、「自分なんかが発信していいのだろうか・・・」
・自分が参考にすべき情報発信者がわからない・・
という方にぜひ読んでもらいたいです。
1.全ての人が情報発信すべき理由
まず最初に全ての人が情報発信すべき理由について説明します。
結論は「人は自分より少し上の人の情報しか理解できないから」です。
例えば文系出身で学士編入したい方がいたとします。
そこで元々ばりばり理系出身で東京医科歯科大学や大阪大学に編入合格した方にアドバイスを求めてもほとんど意味はないと思っています。
元々前提として持っている知識が違いすぎて参考にならないからです。
理系出身者と文系出身者では、合格を得るために新たに勉強する必要のある分野が違いすぎてその人の発信する体験談では参考になりません。
しかし、「文系出身で東京医科歯科大学や大阪大学に編入した」方の発信は非常に参考になるはずです。
なぜなら、「自分と同じ出発点で自分より少し先の未来にいる人だから」です。
この人の通った道を行けばこの人のようになれると思うし、少し先の未来を行っているので、苦労したポイントや困ったポイントが非常に似ているからです。
富士山登山を例にすると、ばりばりの登山家が頂上からするアドバイスは、今から5合目から6合目まで行く人には参考ならないでしょう。
「あー5合目から6合目なんで楽勝だよ。大変なのはそこからだよ」となるかもしれません。
ちなみに僕は理三に現役合格した人に勉強方法を聞いても全く理解できないし、参考にならないと思います。
しかし、ついさっき5合目から6合目を登りきった人のアドバイスは、
「あの岩がすべりやすくて、それを超えてあたりから勾配が急になるから休憩してから行った方が良い。」などアドバイスの解像度が鮮明になりやすいです。
そのため僕は全ての人、それぞれの段階にいる人が情報発信をすべきだと思っています。その段階にいる人しかできないアドバイスがあるはずです。
医学生で言えば、一つの試験をパスした。編入受験生で言えば、一つの大学の一次試験をパスした。これだけで十分有益な情報だと思います。
逆に情報発信を参考にする人は、「自分と似た出発点で自分より少し先の未来を行っている人」を参考にすべきです。
僕でいうと、「難関大学への合格方法は知らないけれど、編入受験を志した人がまずやるべき勉強や、選ぶべき受験戦略」についてはアドバイスできます。
2.全ての人の情報発信に価値がある理由
次に全ての人の情報発信に価値がある理由について説明します。
それは「全ての人がそれぞれ違う環境の中、生活しているから」です。
富士山登山でいうなら、同じ5合目から6合目の登山でも、「右足が不自由」な人もいれば「耳が聞こえない」人もいると思いますし、それぞれの人で苦労するポイントは違うと思います。
なので、自分固有の経験というのは「その人と似た境遇にある人にとって助けになる」はずです。むしろ特異的で数少ない経験ほど、似た境遇の人にとっては有益な情報になるはずです。
なので僕は全ての人の情報発信には価値があると思っています。
僕でいうと、「仕事を辞めずにフルタイムで働きながら限られた時間の中で受験準備を行う」ことに関して発信しています。
3.まとめ
・自分より少し未来を行く人の情報は、ずっと上にいる人の情報より解像度が高く有益である。
・特異的で数少ない個人的な経験ほど、似た境遇の人にとって有益となる。
・全ての人は情報発信すべきで、その情報発信には価値が有る。