こんにちは。
何か目標とかやりたいことができて、実行するかどうか悩む、実行するにしてもどのような方法を取るか悩む方も多いと思います。
例えば、医学部に入りたい人がいるとして、
- 本当に受験するのか
- 仕事は辞めるのか
- 再受験にするのか、編入にするのか
- 予備校は使うのか独学にするのか
などなど悩む要素は無限にあります。
そんな方に向けて僕がおすすめする「速攻かつ小さく始める方法」がいい理由を説明します。
ぶっちゃけこういう記事はあまり読まれないんですが(笑)、今までの体験から本当に良いと思ったことなので紹介します。
特に医学部入りたいけど一歩が踏み出せない方にはぜひ読んでほしいと思います。
速攻かつ小さく始めるのが最強な理由
まず速攻かつ小さく始めるのがいい理由をいくつか挙げていきます。
①知識がない時に悩んでも無駄
何かをスタートしようという時に、こんな悩みが出ますよね。
- 「これに挑戦して達成できるだろうか?」
- 「AとBの二つの方法があるけど、どちらが効率がいいだろうか?」
みたいな悩みです。
はっきり言ってこの段階で悩むのは「時間と労力の無駄」です。
どうしてかというと、「悩む人は現段階でその分野に関して未熟であり、未熟な人が必死に悩んでも意味がないから」です。
例えるなら医学部編入試験の勉強を全くしたことないけど、北大受けようか、鹿児島受けようか悩んでる感じです。実際に勉強してみないと、
- どの科目にどのくらいの時間が必要か
- 受験生の層はどんな感じか
などわかりません。
その段階で悩むより、KALSの説明会に行くなど小さな一歩から始めることが大事です。
②実力がついてくれば選択肢も増えて、見極める力もつく
とにかく小さくはじめの一歩を踏み出せば、自分の知識も増えるし、色々な情報も入ってきます。
やっぱりやる前に色々あーだこーだ考えるより、目指す環境に飛び込んでから得られる情報の方が圧倒的に多いし精度もいい。
— ARATA (@aratalog) 2018年10月15日
まずは動いてみる初動の軽さを大事にしたい。
・実力・知識がつく
↓
・視野が広がって選択肢が増える
↓
・情報を見極める力がつき、自分にあった方法や必要な情報がわかる
この流れが最強です。
編入試験で言うと、実際に勉強を始めたりKALSで情報収集することで、
- 地域枠が狙い目である。
- 数学、理科があるとかなり負担が大きい。
- 自分は受験生の中で生命科学より英語の勉強が必要である。
など色々なことがわかってきます。
そしてその状態で改めて選択をすれば、前よりもっと精度の高い判断ができます。
③退路を残しておくと方向転換しやすい
小さく始めることで退路、逃げ道を残しておくことも大事です。
精度の高い判断ができない未熟な初期の段階で後戻りできない選択をしてしまうと、知識が増してきた後に他の選択肢に行きたいと思ってもできない可能性があります。
編入試験で言うと、いきなり仕事を辞めてしまうことですね。
編入が向いてないから撤退する、情報収集が進み必要なお金が想定より多いといった場合に対応できなくなります。
まずは仕事をしながら試験の概要や難易度を判断し、今後の選択をするという方法が良いです。
④複利を活用できる
早く始める利点の一つです。複利を活用できます。
知識・実力をつけるのが早ければ早いほど効果が大きくなります。
例えば10歳で英語が話せるようになるのと、50歳で英語が話せるようになるのでは就職や旅行、その他で人生の選択肢の幅の広がりが違いますよね。(50歳で英語話せるようになるのも十分に魅力的ですが。)
また編入の勉強にしても、予備校どこにするかうんうん悩むよりさくっとKALSの中古の参考書買ってみたり、試しにTOEIC受けてみたりしてから色々な判断をしたほうがうまくいきやすいです。
注意点:小さく始めるにしても全力でやることは絶対必要
小さく始めて初速を上げることの重要性をお伝えしてきましたが、1つ注意点があります。それは、「自分が選んだことは一度は全力でやること」です。
小さく始めたからといって中途半端にやってしまっては、知識も身につかない、その選択が正しかったかも判断できないといった事態になり、完全に時間の無駄になってしまいます。
それを防ぐために、一度決めたらある期間は全力でやることは絶対に必要です。
僕の編入試験での経験
具体例として僕の編入での経験を話します。
編入試験受験を決めたらまずKALSの説明会へ行ってみた
まず編入試験受けようと思ったときに真っ先にKALSの説明会に行きました。
その時に試験の概要や受験者層のレベルなどの説明を聴いたり、チューターに直接疑問を聞くことで「しっかりやればいけるかな」という感触を得ました。
とりあえず動いてみると情報が集まります。
仕事をしながら生命科学の勉強を始めてみた
そして、次のステップとして仕事を続けながら勉強を開始しました。
退職して背水の陣とする方もいますが、僕は小さく動いて進路変更しやすくするために仕事は継続しました。
しかしできる限りのリソースを勉強に全振りし、例え進路変更する場合でも少しでも次につながるような努力をしました。
試験日程の都合がついたのでとりあえず筆記試験受けてみた
そして勉強の完成度は十分とは言えない状態でしたが、試験日程と仕事の都合がついたので一次試験に申し込みました。
ここで志望動機書や推薦書、願書の準備など編入試験に必要な一連の流れを経験することで、もし落ちてしまった場合でも次はより早く、より高い完成度で準備ができます。
また筆記試験という締切を設定し自分を追い込むことで、試験まで最大限に効率をあげた勉強を継続することができます。
編入を志望される方は勉強の進行具合がいまいちでもとりあえず試験を受けてみることを強くおすすめします。
まとめ
・目標を決めたらとにかく速攻で小さく動くのが大事。
・動きながら、変更・改善を繰り返して最適な形を見つけていく。
・失敗しても全力で取り組んだ経験は無駄にならず、次に生きるので落ち込む必要はない。