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国立大学医学部に学士編入した医学生のブログ。

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【ポリクリ対策】臨床実習で感じた、医学部の臨床実習を乗り切るための4つのポイント

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こんにちは。
CBT・OSCEが終わり、臨床実習をスタートしてから約1ヶ月が経過しました。

まだたった1ヶ月ですが、実習する中で多くのことを感じました。

今回は「この1ヶ月の臨床実習の中で感じたこと」や、
「臨床実習を乗り切るための4つのポイント」についてお話しします。

医学生1~3年生にとっても、これから医学生となる受験生にとっても、
「今から始められる臨床実習対策」として書いていくのでぜひご覧ください。

 

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臨床実習とは

臨床実習とは「OSCE・CBTに合格し、ある一定の水準の知識・技能があると認められた学生が病院において実際の医療の現場を通して学ぶ実習」と言えます。

大学病院に存在する全ての科を数週間単位でローテーションして学びます。
(例えば第一内科→第二内科→耳鼻科→精神科・・・といった感じ)

行うことは外来や手術の見学が主ですが、受け持ち患者さんについてカンファレンスで発言したり、問診・診察を行うといったこともあります。


現在、日本では臨床実習の期間が延長される方向で全国の医学部が動いています
それは「2023年以降、国際基準で認定された医学部以外の出身者には米国で医師になる申請資格を与えない」という通告が、米国外国人医師卒後教育委員会からあったことによります。
つまり、USMLE(アメリカの医師国家試験、現在は日本の医学部を卒業すれば誰でmも受験可能)が受験できなくなる可能性もあります。

国際基準として臨床実習の期間が72週以上必要になるため、全国的にカリキュラムの変更が急がれているのです。

参考:医学書院/週刊医学界新聞(第3223号 2017年05月15日)

 

 

臨床実習の感想

1ヶ月臨床実習を行ってみて受けた感想です。

 

勉強のモチベーション上がる

臨床の場で必要な知識と、実際に座学で学んだ知識というのはものすごく乖離しています。そのため自分の無力さを痛感します
「このまま医者になったらやばい・・。」と実感することができて、結果的に勉強のモチベーションが上がります。

何年もその科で臨床されている先生方と、
国家試験に対応するために教科書的な知識を全診療科で詰め込まなければならない学生では、知識の差はあって当たり前です。
しかしやはり実際の患者さんを前にしてモチベーションが上がることも多いです。

能動性が必要・・

学ぶには能動性が大事だと感じました。
先生方はかなり忙しく動き回っておられるので、気になったことを質問するというものなかなか難しいくらいです。

また「この処置やってみる?」と聞かれたときに、即座に「やります!」と言えないとなかなか次に取り合ってもらえるチャンスもありません。
待っていても何も起こらないのでとにかく能動性が大事です。

 

臨床実習に大切な4つのポイント

ここからはポリクリを乗り切るための4つのポイントを紹介します。
ぜひ低学年の医学生やこれから医学部を目指す方は注目して読んでください。

 

解剖は最も大事

解剖は医学部の2年生くらいで学ぶと思いますが、正直「解剖は最も大事な基礎科目」だと思います。
X線、CT、MRI、エコーの画像を読むにしても、手術等の処置を行うにしても、
解剖の知識が無いと全くできません。

解剖を学ぶ方は「臓器や脈管の位置関係」を特に重視すると、
画像も読めるし、処置の際に気をつけること(神経、血管を傷つけないetc)もわかるので、臨床で活かしやすいです。

またこアプリは絶対に買ったほうが良いです。
三次元的に人体を観察でき位置関係の把握に最も適しています。
さらに骨や神経、筋肉といった種類ごとに表示したり非表示にできたり、機能も多く見ていてあきません。
僕はipad mini、スマホ(android)両方で購入しています。

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体力もめっちゃ大事

ポリクリでは、外来・手術と見学する場面が多くあります。
その際、「1日中立ちっぱなし」ということがほとんどでなかなか座って休むことができません。

慣れない内は本当に辛いです。
先生方は平気で10時間以上に及ぶ手術を行ったりしているので、体力は本当に医師に必要な素養の1つだと強く感じています。

体力に自信のない方はぜひ運動をして体力をつけましょう。
僕も筋トレをしており、若い頃より体力がついたことを実感しています。
また運動は健康維持、体力向上以外に、「記憶力向上」「メンタルヘルスの維持」といった効果もあり、現代人には必須の習慣です。

邪険に扱われても生き抜く精神力

当たり前ですが、先生方は全員「医師」です。
すごく忙しくされているので、なかなか実習中の学生に指導してくださる時間もありません。

もちろん時間が無い中、熱心に指導してくださる先生もいますが、
ときに邪魔な存在として扱われることもあります
また「あの先生とこの先生で言っていることが違う」とか、「あちらを立てればこちらが立たない」といった場面にも頻繁に遭遇します。

そのような時に、近い将来病院で研修する身としての動き方や上司との人間関係の築き方を学ぶチャンスになると思います。
辛くても同期と支えあって乗り越えましょう。
先生方も忙しい時は怖いですが、案外怒ったことも忘れています。
あまり気にせず図太く行きましょう。

部活の先輩が研修医や大学院生にいると助けてくれる場面が多々あるので、部活をやるのも手かもしれません。

iPad miniはやはり最強

はい。iPad miniは臨床実習でもやはり最強でした。
・KCのポケットにすっぽり入るサイズ
・ちょっとした空き時間にQ-Assistや予備校の動画を見られる機敏性
・電子書籍、イヤーノートでわからないこともすぐ調べられる利便性

もう欠点がありません。
特にKCのポケットに入れられることで、落とす心配が無くなり、さらに両手も空いてめちゃくちゃ便利です。
※固い素材のKCだとポケットに入らない可能性があるので、伸縮性のある素材のKCを選ぶことをおすすめします。伸縮性がある方が着心地も良いです。

発売が噂される新型ipad mini5はアップルペンシル対応と言われているので、
発表が楽しみですね。

 

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まとめ

・臨床実習ではとにかく解剖の知識が大切。
・自ら学ぶ姿勢、意欲が必要。
・体力、精神力ともに医師レベルに鍛えよう。
・ipad miniはもはや医学生必須アイテム。