こんにちは。
前回は出願にTOEIC、TOEFLが必要な大学についてまとめました。
今回はその対策について考えていきます。
まず前回の記事を書いて気づいたことですが、
- 比較的多くの大学(11大学)で出願にTOEIC、TOEFLの受験が必要。
- TOEFLは英語が苦手な方にとっては負担が大きい。
- TOEFLで足切り点数が示されているのは東京医科歯科大学、岡山大学、奈良県立医科大学のみ。
つまりTOEFLの点数をあげる必要があるのは上記3校のみ(2018年現在)で、
その他の大学はTOEIC対策orTOEFLの受験のみで対応できることになります。
そこで仕事をしながら最短で合格に近づくためにTOEIC対策にしぼって紹介したいと思います。
またTOEICは北海道大学(680点)以外は600点あればどこの大学でも受験可能なため、600点レベルを目標にして、筆記試験対策に支障が出ないようにやる必要があります。
学士編入の合格者が全員帰国子女ならそのレベルに持っていかなければなりませんが、決して全くそんなことはないので筆記試験との兼ね合いを大事にしてください。
まだTOEICのスコアを持っていない方は、ご自身の現状を把握するために早急に受験することをおすすめします。
またこの方法は、TOEIC900越えの友人の方法、さらに森沢洋介さんの著書の情報を参考にしています。
※2018年8月17日追記
スタディサプリTOEIC対策コース試してみました。
【スタディサプリTOEIC】医学部学士編入試験はTOEIC対策しておくと絶対有利。 - aratalog
1.TOEICの対策のポイントは2点
ご存知のとおり、TOEICはリスニングとリーディングのみで構成されています。
リスニング力と単語力、文法力を身につければいいわけです。
また試験形式が独特なことも特徴で、「リスニングの待ち時間にリーディングを読んでいく」といった細かいテクニックも必要です。
これらを踏まえて医学部編入試験におけるTOEIC対策を考えていきます。
ポイントは
- TOEIC対策のみにはできるだけ時間をかけない。
- スキマ時間にできる。
この2点をテーマにしていきます。
2.対策方法
2-1.とにかく形式に慣れよう
最も効率的に点数をあげる方法は「形式に慣れること」です。
そのためには公式問題集を数多くこなしましょう。
形式に慣れたり、時間配分を掴んだり、問題の傾向、パターンを掴むことで
本質的ではないですが、理解が不十分でも正解できる可能性が上がってきます。
これはTOEIC試験の直前に行うことでより効果的になるので、試験2週間ほど前から行うと良いです。
これをするのとしないのでは大違いなので絶対にやりましょう!
2-2.リスニングは英語に耳を慣れさせる
リスニングって文法や単語のように覚えればできるものではないので、
苦手な人にとっては本当にきついですよね。。
でもTOEICはリスニングもリーディングも同じく495点満点で逃げることはできません。
ここは根気強くできるだけ英語を聞く時間を作るしかないです。
リスニングだけの時間を確保するよりは、通勤、通学の途中や移動中などのスキマ時間にながらでもリスニングしていきましょう。
その場合は一度日本語訳とスクリプトを確認してから何度もリスニングするのがコツです。訳がわからないまま言語でなく音声として聞くよりも伸びます。
(または集中して聞いて後からスクリプトを確認するのも有効です。)
使う教材としては、音声とスクリプトがあるものが良いです。
TED Talksや、Podcastの英語教材動画、森沢洋介さんの著書があります。
他にもNHK WORLDーJAPANなど探せば多くあるので自分が好きなものを探してスキマ時間に根気強く聞きましょう。
楽しさもなければきついという方は動画配信サイトで海外ドラマを見るのがおすすめです。
僕もウォーキングデッドにどハマリしてHuluを契約してしまいました(笑)
ドラマを見ていくとかなりの時間英語に触れることができるので英語特有の会話のリズムに慣れていきます。
しかも全くリスニングが苦じゃないです!
2-3.単語はTOEIC用の一冊をやりこむ
TOEICでは自分の取りたい点数のレベル別で多くの単語帳が出版されています。
その中でも携帯性と特化性の面でこちらがおすすめです。
単語帳は複数冊より一冊をやりこんだほうが良いので徹底して繰り返してください。
またその他としては、英単語アプリ mikan,ターゲット1900がスマホアプリで完結します。
こちらもスキマ時間にやりましょう。
2-4.全てをスマホで効率化しよう
TOEICの対策を述べてきましたが、筆記試験の対策もしながらTOEIC対策をするのはかなり大変だと思います。
そこで公式問題集以外の勉強をスマホで完結させ、スキマ時間に手を出せるようにするのが社会人の編入受験生にとって必須です。
リスニングではPodcastのアプリや、ネット環境があるならTEDtalksなども聞けます。またCD音源をipodで再生するのも良いでしょう。
単語帳も常に持ち運べる大きさのものかアプリを利用しましょう。
2-5.対策をひとつの教材で一元化できるアプリとは?
今まで様々な教材を紹介してきましたが、
僕自身が英語学習のする上で最も難しいと思うことは「モチベーションを保つこと」です。
英語学習は孤独でどのくらい上達したかもわからず、
今使っている教材が自分に合っているのかもわかりにくく継続するのが大変です。
そこで教材の一元化とモチベーション維持に最適なアプリを紹介します。
それが「スタディサプリEnglish TOEIC対策コース」です。
こちらは、
- 関講師の神授業
- TEPPAN英単語で頻出1500語を押さえる
- パーフェクト講義-文法編
- スピード音読でリーディングスピードアップ
- シャドーイング、ディクテーションでリスニング強化
これらが全てスマホ一台で行えます。
参考書を持ち歩く必要もないですし、スキマ時間にひとつでも単語を読み、問題を解くことができます。
今なら全ての機能が一週間無料で使えるのでまずは試してみてください。
僕も現在使用中なので詳しいレビュー記事も書きたいと思います。
※2018年8月17日追記
使ってみた感想としては、
- 仕事などでまとまった時間が確保できない。
- 特にリスニング力に不安がある。
- 教材選びに時間をかけず、ひとつの教材に絞って効率的にTOEIC対策したい。
という方におすすめしたいと思います。
3.まとめ
- TOEIC600点を確保できればぐっと志望できる大学は広がる。
- リスニング力、単語力、文法力をあげる必要があるが、筆記試験の勉強が第一優先であるのでバランスが大事。
- スマホで英語の勉強を完結できれば忙しい社会人でもスキマ時間を効率よく使える。