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国立大学医学部に学士編入した医学生のブログ。

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医学部学士編入試験の受験当日を振り返ってみた。

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こんにちは。

 

学士編入試験の筆記試験をまだ受けたことがない方は、
当日の受験会場の様子や雰囲気がわからず、少なからず不安があると思います。
そこで今回は僕の筆記試験の当日の状況を思い出してみます。

 

大学によって多少の違いはあると思いますが、
少しでも皆さんが緊張せずに受験できるように体験をシェアしたいと思います。
今回お話する受験で僕は筆記、面接試験を通過し合格しました。

 

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試験前日に現地入り

前日の仕事が終わってから、飛行機で最寄り空港に移動しそこから電車で受験する大学近くのホテルまで移動しました。
ほぼ行ったことがない土地だったので、駅前や街の様子が新鮮で観光にきたような感じでした。(笑)

 

編入試験はある程度の実力のラインを超えると筆記はがんがん受かります。
しかし面接や他の受験生との兼ね合いもあり、運の要素も絡むので一発必中の覚悟で受けるよりリラックスした雰囲気で望むのが良いと思います。
受験料も高いし、移動費や宿泊費もばかにならないのでなかなか難しい所ですが・・

 

フロントでまず、当日の朝の受験会場までのタクシーを予約し、コンビニで夜と当日朝のご飯、それに栄養ドリンクとカロリーメイトを買い、ホテルに戻りました。

 

ホテルでは、KALSの生命科学のノートを復習しました。
僕は直前前日の復習はかなり大事だと思っています。
短期記憶だろうがなんだろうが、試験のその瞬間にその知識を持っていれば得点できるので、睡眠時間の確保だけしっかりして最後まで貪欲に復習すべきです。

特に、前日に全範囲を一周できるとかなり気分的にも落ち着きますし、得点も伸びると考えているので、前日の復習は大事です。

 

当日朝に会場までタクシーで移動

当日朝に、タクシーで会場まで移動しました。
KALSの説明会で一部の受験生と接しましたが、それでもこの時はどんな人たちが試験を受けているのだろうかどきどきでしたね。

なんせ二ヶ月ほどしか勉強していないですからね・・
「みんな自分よりできるんだろうな」とびびってました。

 

後から振り返ると、コアとなる部分の知識をしっかり持っていれば普通に上位3割には入れます。

しっかり対策している皆さんは自信を持って試験を受けてください。

 

試験会場到着~試験開始までは緊張と焦り

試験会場の大学に着き、試験が行われる教室に移動しました。

第一印象は
「うわ、人多すぎでしょ・・」
ですね。

 

 大体150名くらいいたかなと思います。
この中から5人くらいしか受からないって考えたら、「なんて試験に手を出してしまったんだ」って思いました・・

 

周りではみんながKALSの参考書を開いて、KALS生と思しき集団が「頑張ろうね」と話し合っています。
「あー、みんなこうやって全国行脚して試験受けてるんだな・・」
独学やKALSの通信講座のみで対策をしている人は、絶対に心細くなると思います。

 

でも安心してください。
このブログで何度も言っているように、合格ライン上に達する知識を持っている人はそんなに多くありません。
少しずつできる問題を増やしていけば必ずそのラインは超えます

 

試験を受けた感想は「いけるかも」

試験を受けてみた率直な感想は意外にいけるかもでした。
もちろん解けない問題もたくさんありましたし、時間も足りなかったです。

 

でも自分で対策した分野はできていたし、
今回自分が解けなかった問題を解けたレベルの受験者がいたとしたら、それは今回の試験で争うべきライバル層ではないから仕方ない」と感じていました。
少なくとも僕と同じくらいのレベルの受験生の中ではいいできだと確信を持ってました。

 

試験ってできないと落ち込む方いるかもしれませんが、全然そんなことありません
周りの受験生と比べてできてるかどうかだけが重要なので、7割いってないから落ちるとか無いです。

 

つまり、難しい問題を解ける必要はなくて、
「みんなができる問題+できる人とできない人がいる問題」を解ければいいんです。
それが編入試験(というか相対評価の全ての試験)のキモなのかなと感じています。

 

それと印象的だったのが、前の席で受験されていたKALS生の女性がいたんですが、
英語の試験の前にKALSの参考書を開いて文法の復習をしていたんですよね。
それを見て僕は「この女性には負けなそうだな。」って思いました。

 

おそらくその女性は家や自習室でも同様の内容を勉強しているのでしょう。
でも僕の受けた大学は文法を知ってても得点になる問題は、ほぼ出題歴がない大学だったんですよね。

 

やはり時間が無い中で受験勉強する時はこの勉強をすることで、
1点でも得点できるチャンスが上がるか」を基準に教材・勉強内容を選ぶべきです。案の定その女性は筆記試験不合格でした。

 

試験終了後にすべきこと

試験が終わってみんなストレスから解放されるので、すごい明るくなります
そしてKALS、非KALS関係なく話しかけてみるとすぐ仲良くなれます。(笑)
これは学士編入試験という同じストレスを抱えるもの同士、分かり合えるものが多いのだと思います。

 

お互い受験・勉強の情報交換をしたり、移動のタクシーにまとめて乗ったり(笑)、
仲間がいるといいことも多いのでここで知り合いを作るもの手だと思います。
もし同じ大学に受かれば同級生となることもあるわけですからね。

 

まとめ

  • 知り合いがいない中の受験、かつ周りはKALS生だらけなので緊張しやすい。
  • 受験生はめちゃくちゃ多いので絶対びびります。(びびりました。(笑))
  • その中で合格ラインに達している受験生は少ないので自信も持って受験する。
  • 試験問題や周りの受験生のレベルを意識して、1点でも多く得点できる勉強をする。
  • 知り合いがいると良い事も多いので話しかけてみるもの良いですよ。